急な出費の工面体験談

60歳代 女性 外国留学費用の捻出

三人家族の娘二人を育てるシングルマザーです。
娘が、外語専門学校の二年生の春初旬、外国へ留学したいと突然告げられました。
授業を超える英語を身に付けたいと云う意思に
芽生えだした意欲に芽を摘む事も憚られ
どうにかしてその夢を叶えてやりたいと思いました。
当方は、母子家庭で長女は社会人でもありましたが
同居しており、気の遠くなるような費用捻出は頭のイタイものでもありました。しかし、娘は、下調べをし目ぼしい学校も選んでいて、直ぐにでも手続きをしなくてはなりませんでした。手持ちの少しの蓄えと定期預金などを解約し、入学費用、住まいや日常生活に必要な金額も計算し想定していきました。
外国サイドへ、貯蓄額の提示や預金の残高証の提示も必須で、預金を崩す前に書面を揃える準備も大変でした。
一年近い滞在で目に見えない出費もありましたので
預金では回せないと思い急遽、教育ローンを旧国民金融公庫で借入する事にしました。融資窓口では、スムーズな対応で、短時間で借入申請をお願いし
一週間前後で融資の合否連絡があるとの事でした。
審査に滑れば、他の融資先を考えてはいましたが、
充てもなく頭を抱えておりました。
ところが、国金より二日後に融資決定通知があり
晴れて留学に向かい用意を進めました。
ホッとはしていましたが、10年の返済期間にどうなるのか、完済出来るのか否かの不安もあり
留学が終われば休学している専門学校へも卒業を目指さなければなりません。でも、先の事を案じるのは止めました。振り返る事も引き返す事も出来ないのですから、前途あるのみ。英語をマスターするのは多少当たり前ですが、一人で異国に旅立った心意気と強さを感じ送り出しました。
その後、帰国し二年後に娘が貯めていた預金が満期をむかえローンの繰り上げ返済。娘も、無理を言って申し訳ないと悔いてもいるようですが、
語学だけではなく、人間関係・その環境に慣れ親しめた事は、大変有意義で良い経験ではなかったのかと思います。